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2019/7/17ブログ
本日のテーマ【口臭】
こんにちは!
歯科衛生士の鈴木です。
暑い日が続いておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
本日は『口臭』についてお話します!
まず、歯科業界雑誌のとある記事を抜粋させていただきます。
糖尿病で治療中の方には口臭に悩んでいる方がおられるのではないでしょうか。
糖尿病の場合、歯周病にかかりやすい、口が乾きやすい、体の代謝産生物が臭い(ニオイ)として排出されるなどが口臭の原因です。
しかし、それ以外の原因で口臭が出ることもあります。
まずは口臭の原因から見ていきましょう。
口臭の原因①生理的口臭
起床時や緊張時の口臭、飲食物・嗜好品などによる口臭であり、誰もが経験します。
ニオイの原因となる病気がどこにもないので、特別な対応は不要です。
起床直後、空腹時、緊張時には口の中が乾燥しています。
口の中が乾いていると不快なガスが唾液に溶け込まずそのまま呼気として吐出されます。
口臭が気になるのに近い距離で人と話さなくてはならないときは、一口水を飲んでからにしましょう。
口臭の原因②病的口臭
口臭の原因の約85%は口の中にあるといわれます。
中でも最も多いのが歯・義歯(入れ歯)の清掃不良、多量の舌苔の付着、そして歯周病です。
呼気中に含まれる不快なガスの正体は、口腔細菌がわたしたちの身体組織や食物を材料にして生産されています。
特に歯周病細菌や舌苔中の中にはこれらのガスを発生する細菌が多く含まれています。
鼻づまりや鼻炎などがあるとついつい口で「ハーハ-」と呼吸してしまいます。
口呼吸によって口腔が乾燥し、歯周病の前段階である歯肉炎にかかりやすくなります。
また全身疾患由来の口臭として、トリメチルアミン尿症、糖尿病、腎不全、食道がんなどがあります。
自分で口臭の程度を客観的に評価するのは難しいものです。
できるなら、家族や気心の知れた友達に評価者になってもらうのがよいと思ます。