新着情報
新着情報
2018/10/19ブログ
詰め物がとれた!!
こんにちは!歯科衛生士の棚瀬です。
詰め物がとれた!!
お食事などをしていて詰め物がとれてしまった!と慌てて歯医者さんに駆け込んだいう経験をしたことのある方いらっしゃるかと思います。
どうしてはずれてしまうのか、、、
疑問に思ったことはありませんか?
そしてそのとれてしまったものはもう1度付け直しできるのか、知りたいですよね?
では、まずなぜつめものや被せ物がとれてしまうのでしょうか。
とれてしまうのには必ず原因があります。
詰め物を接着しているセメントの劣化や、被せ物の中でまた虫歯になってしまったなどの場合により外れたのなら話は単純なのですが、それ以外の場合は原因が除去できなければまた取れてしまいます。
被せ物や歯に不備がある場合には歯科医師が対応することになりますが、被せ物や歯に大きな問題がないのにとれてしまう場合には、咬み合わせに過剰に負担がかかっていたり、ブラキシズム(歯ぎしり)などの口腔習癖が疑われます。
普段食いしばっていることが多い人はこれが原因となって外れてしまっている可能性は高いでしょう。
人は普段、上の歯と下の歯は接触していません。
上下の歯が接触するのは食事や会話など1日では約20分程度と言われていて、それ以上接触しているとお口の周りの筋肉が緊張状態になり、顎や肩が疲れたり歯にひびが入ったり、歯が摩耗するなどの影響を及ぼすと言われています。
対処法としては、日中は「食いしばらない」「歯をはなす」と書いた紙を自宅や職場の見える位置に貼って意識したり、また、夜間に歯ぎしりをしている場合はナイトガードなどで対処するといいでしょう。
付け直しについては、なんの問題もなく付け直しできる場合と付け直しができなく新たに作成する場合があります。。
取れたところが
虫歯になっている
歯が欠けている
詰め物が腐食している
詰め物がぴったりとはまらない
このような場合は新たに作成しなくてはなりません。
詰め物がとれた箇所は、食べ物が挟まりやすくなるので虫歯になりやすいです。
また、1度虫歯になって削った歯はもともと歯の神経に距離が近いので、虫歯が神経にまで到達してしまうと神経をとる処置をしなくてはなりません。それを避けるためにも、つめものがとれてしまったときは早めにご連絡ください。