美しい歯並びへの道は、時には痛みを伴うもの。インビザライン矯正はその透明なマウスピースと非観察性から多くの注目を浴びていますが、その道のりもまた、時には痛みを伴うことがあります。歯が動くプロセス、新しいマウスピースへの適応…これらは痛みの原因となり得る要素です。しかし、その痛みは避けられない運命ではありません。専門的な知識と正しい対処法をもって、この挑戦を乗り越えていきましょう。美しい笑顔のため、そして快適な矯正生活のために、痛みとどう向き合い、どう対処していくかを共に学んでいきましょう。
インビザライン矯正ならさいわいデンタルクリニック
さいわいデンタルクリニックは、北広島市大曲幸町に位置するアットホームな歯科医院で、インビザラインを使った矯正治療に500症例以上の実績があります。デジタル技術を駆使し、3Dスキャナーで精度の高い治療をご提供しています。
当院では一般歯科(むし歯の治療、歯周病の治療、義歯や入れ歯治療)・小児歯科(子どもの虫歯治療、乳歯のトラブル、虫歯予防)・矯正歯科(床矯正治療、インビザライン、マイオブレース)・口腔外科(歯の移植・再植、顎関節症)・審美治療(ホワイトエッセンス)・予防歯科(歯石除去、ブラッシング指導、フッ素塗布)の診療を行っております。気になる症状やお悩みがありましたら、まずはお気軽にご相談ください。
院名:さいわいデンタルクリニック
住所:北海道北広島市大曲幸町4丁目4-2
電話:011-375-6195
■インビザライン矯正とは
マウスピース型の矯正治療の特徴
インビザライン矯正は、透明なマウスピースを使用して歯を動かし、理想的な歯並びに導く矯正治療法です。従来の矯正治療と比較して目立たないという特徴があり、特に大人の矯正治療を希望する方々にとって、社会生活を送る上でのコンプレックスを最小限に抑えることができる選択肢となっています。
従来のブラケットとワイヤーを使用した矯正治療とは異なり、インビザライン矯正は透明なプラスチック製のマウスピースを用います。このマウスピースは、歯の動きをコントロールするために、患者さん一人一人の歯並びに合わせてカスタムメイドされます。そして、定期的にこのマウスピースを交換することで、徐々に歯を所定の位置に動かしていきます。
この治療法の一つの大きな利点は、マウスピースが取り外し可能であることです。食事や歯のクリーニングの際には外すことができるため、食べ物が引っかかることなく、また、歯磨きやフロスが通常通りに行えるという利便性があります。これは、従来の矯正治療においては難しかったハイジーンの維持を可能にし、ケアの手間を減らす要素となっています。
また、透明なマウスピースは、遠目にはほとんど見えないため、矯正治療をしていることを他者に気づかれにくいというメリットもあります。これは、特にビジネスシーンや日常生活で、見た目に対するセルフコンシャスを抱える大人たちにとって、非常に価値ある特徴となっています。
もちろん、インビザライン矯正も万能ではありません。治療期間や費用、また治療可能なケースにはそれぞれ特有の制約があります。例えば、非常に複雑な歯並びのケースや、重度の噛み合わせの問題など、一部の状況では、他の矯正治療法を選択する必要があるかもしれません。
インビザライン矯正は、その透明性と取り外し可能な利便性から、多くの人々に支持されていますが、その適用範囲や限界、費用については、専門的な診断と相談を行うことが不可欠です。矯正治療は、単なる見た目の問題だけでなく、噛み合わせや口腔内の健康にも影響を与える重要なプロセスです。したがって、治療を始める前に、十分な情報収集と専門家とのコンサルテーションを行うことが大切です。
美しい歯並びを目指す現代の方法
美しい歯並びは、自信に繋がり、笑顔をより輝かせます。近年、その美しい歯並びを手に入れるための方法として、インビザライン矯正が多くの人々に選ばれています。その最大の特徴は、透明なマウスピースを使用することで、矯正をしていることをほとんど気づかれないことができる点にあります。従来の矯正治療における金属のブラケットやワイヤーとは異なり、インビザライン矯正は、社交シーンやビジネスシーンでのコミュニケーションをスムーズにし、見た目にも自然な印象を保ちます。
インビザライン矯正は、歯並びを整えるための透明なマウスピースをカスタムメイドで作成し、患者さんの歯にフィットさせる方法です。このマウスピースは、計画された期間ごとに新しいものに交換され、徐々に歯を動かして理想的な位置に導きます。その過程はコンピューターシミュレーションによって事前に設計され、患者さん一人一人の歯並びや噛み合わせに合わせた治療が行われます。
この方法の利点は多く、特に日常生活への影響が少ない点が挙げられます。食事の際にマウスピースを外すことができるため、食べ物の制限がほとんどありません。また、歯ブラシやデンタルフロスを使用した通常のオーラルケアを行うことができ、口腔衛生を保つことが容易になります。
インビザライン矯正は、見た目のデメリットを感じることなく、日常生活を送りながら歯並びを整えることができる革新的な方法ですが、治療の成功は患者さん自身のコミットメントにも大きく依存します。マウスピースを指定された時間以上着用し、定期的な交換やドクターのチェックを欠かさないことが、理想的な結果を得るためには必要です。
また、インビザライン矯正が適しているケースや、その効果には個人差があります。重度の噛み合わせの問題や、複雑な歯並びの矯正には限界があるため、治療の適応可能性や期待できる結果については、専門の歯科医と十分なカウンセリングを行うことが重要です。美しい笑顔を手に入れる旅は、正確な情報と専門家のサポートと共に進めていくもの。その第一歩として、インビザライン矯正の可能性を探ることから始めてみてはいかがでしょうか。
■痛みを感じる主な原因
歯が動いている時の痛み
矯正治療を始めると、多くの人が歯や歯茎に感じる痛みに驚かされます。インビザライン矯正も例外ではなく、歯が動くプロセスには一定の痛みが伴います。では、なぜ痛みを感じるのでしょうか。それは、歯を動かすためには、歯を支えている骨をリモデリング(再形成)する必要があり、このプロセスが引き起こすものです。
歯を動かすためには、歯を支える骨に微小な圧力をかける必要があります。インビザライン矯正では、カスタムメイドの透明なマウスピースがこの役割を果たします。新しいマウスピースを装着すると、歯にやや強い圧力がかかり、これが歯を支える骨に働きかけ、骨のリモデリングを促します。この骨のリモデリングプロセスは、骨を吸収する細胞(オステオクラスト)と新しい骨を形成する細胞(オステオブラスト)が関与しています。このプロセス中には、微小な炎症反応が起こり、それが痛みとして感じられるのです。
この痛みは、新しいマウスピースを装着した初めの数日間に特に強く感じられることが一般的で、次第に薄れていきます。それは、歯が新しい位置に慣れ、骨のリモデリングが進むにつれて、痛みが和らいでいくからです。また、個人差があり、感じる痛みの強さや持続時間は人それぞれ異なります。
痛みを和らげるためには、冷たいものを食べる、軽くマッサージをする、または医師の指示に従って痛みを和らげる薬を使用するなど、いくつかの方法があります。しかし、痛みが強い、または長期間続く場合は、必ず専門家に相談してください。痛みが強すぎる場合や予想外の症状が現れた場合、治療計画の調整が必要な場合があります。
矯正治療は、美しい笑顔を手に入れるための旅。その道のりは時には困難を伴いますが、理解と正しいケアによって、その過程をより快適に進めることができます。
新しいマウスピースを装着した際の圧迫感
インビザライン矯正において新しいマウスピースを装着した際の圧迫感や痛みは、多くの患者さんが共通して経験するものです。この痛みの原因と、その対処法について、専門的な視点から探っていきましょう。
新しいマウスピースを装着すると、歯に新しい圧力がかかります。これは、歯を所定の位置へと動かすための力であり、この力が歯や歯を支える骨に作用し、微小な動きを引き起こします。この動き自体が直接的な痛みの原因となり、また、歯の動きに伴う周囲の組織の反応も痛みを生じさせます。
歯を動かすためには、歯の根を取り巻く骨に対して力が作用し、骨の中で生じる生物学的な変化が必要です。この変化は、骨を吸収する細胞と新しい骨を作る細胞のバランスを変動させ、歯が動くスペースを作り出します。このプロセスは自体は自然なものですが、骨のリモデリングが起こるエリアでは微小な炎症が生じ、これが痛みとして感じられるのです。
新しいマウスピースの装着による圧迫感や痛みは、通常、装着後数日間でピークを迎え、その後徐々に軽減していきます。これは、歯が新しい位置に慣れ、骨のリモデリングが進行することで、初めの強い圧力が和らぎ、組織が新しい状態に適応していくからです。
この初期の痛みや不快感を和らげる方法として、軽い冷却(アイスパックなどを用いた冷やし方)、軽めの食事、そして医師から推奨された場合のみ、適切な痛み止めの利用が考えられます。また、新しいマウスピースを夜間に初めて装着することで、最も強い圧迫感を睡眠中に感じ、日中の不快感を軽減するという方法もあります。
痛みや不快感は、治療の一環であり、歯が動いている証でもあります。しかし、持続する痛みや違和感がある場合は、専門家と相談し、適切なアドバイスを受けることが大切です。
歯や歯並びの状態による違い
インビザライン矯正を始める際、患者さんが感じる痛みや不快感は、その人の歯や歯並びの状態によって異なることがあります。歯の動きは、その位置や角度、そして個々の歯の形状に影響を受け、これらが痛みの度合いや性質に違いをもたらす要因となります。
例えば、特に密集している歯や、大きく位置がずれている歯を動かす際には、通常よりも強い圧力が必要となり、これが強い痛みを引き起こす可能性があります。また、歯の根の形状が特異である場合や、歯茎の状態が良くない場合も、痛みを強く感じやすくなることがあります。
一方で、歯並びの軽度な不正や、歯の動きの範囲が小さい場合、痛みは比較的軽度で済むことが多いです。また、年齢や性別、個人の痛みに対する感受性も、痛みの感じ方に影響を与えます。若い患者さんや、痛みに敏感な方は、同じ治療でも痛みを強く感じることがあります。
歯や歯並びの状態による痛みの違いを理解し、それに適した対処法を取ることは、快適な矯正治療を進める上で重要です。例えば、初めてのマウスピース装着や、新しいマウスピースへの交換時に予想される痛みに備え、そのタイミングを休日やリラックスできる時間に合わせる工夫をすることも一つの方法です。
また、痛みを和らげるアプローチとして、冷却パックの使用や、医師から指示された場合の適切な痛み止めの利用も考えられます。そして、何よりも大切なのは、痛みが予想以上に強かったり、長く続いたりする場合には、担当の医師にその状態を正確に伝え、適切なアドバイスを受けることです。矯正治療は患者さんと医師の協力によって成功します。お互いのコミュニケーションが、より良い治療結果を生む大切な要素となります。
■痛みの程度とパターン
どのような時に痛く感じるか
インビザライン矯正における痛みは、その程度とパターンが様々です。歯を動かすプロセスは、歯や歯を支える骨に微細な変化を引き起こし、これが痛みとして感じられることがあります。ここでは、痛みがどのような時に感じられるのか、その主なパターンについて探ります。
まず、新しいマウスピースを装着した直後は、新しい位置に歯を動かすための力が加わり、これが歯や歯茎に痛みとして感じられることが一般的です。この初期の痛みは、通常、数日でピークを迎え、その後徐々に薄れていきます。歯が新しい位置に慣れ、骨のリモデリングが進むにつれて、痛みは和らいでいきます。
次に、食事時の痛みも一般的なものです。歯が動いている状態では、噛む力が歯に直接的なプレッシャーとなり、特に硬い食べ物を噛む際に痛みを感じることがあります。この痛みは、食事の内容や食べ方によっても変わり、やわらかい食事やスムーズな食べ物では感じにくいこともあります。
また、マウスピースの交換時にも痛みのパターンが変わることがあります。新しいマウスピースは、次のステップの歯の位置に合わせて作られているため、装着時に新たな圧力が加わります。この新しい圧力に体が適応するまでの間、痛みを感じることがあります。
痛みの程度は、個人差があります。一部の人はほとんど痛みを感じないこともあれば、あるいは逆に、非常に敏感に痛みを感じる人もいます。痛みの感じ方は、個々の体質や感受性、ストレスの状態などにも影響されます。
痛みに対する対処法は多岐にわたりますが、それらは必ず専門家と相談し、適切な方法を選んでください。痛みを感じることは、治療が進行している証でもありますが、過度な痛みや長期にわたる痛みは、専門家とのコンサルテーションを通じて適切に管理されるべきです。
痛みが続く期間とその変化
インビザライン矯正における痛みの期間とその変化は、個々の治療プロセスと患者さんの体質に強く依存します。一般的に、新しいマウスピースを装着した初期段階で痛みを感じることが多く、その後徐々に軽減していくパターンが多いですが、詳しく解説していきましょう。
新しいマウスピースを装着した際、歯に新しい圧力がかかります。これにより、歯や歯を支える骨に微細な動きが生じ、これが痛みとして感じられます。多くの患者さんが報告する通り、新しいマウスピースを装着した最初の数日間は、特に痛みを感じやすい時期です。この痛みは、歯が新しい位置に慣れ、骨のリモデリングが進むにつれて、徐々に和らいでいきます。
一般的に、新しいマウスピースを装着してから2~3日後には、痛みがピークに達します。その後、1週間程度で大部分の痛みは薄れていくことが多いです。しかし、これはあくまで一般的なパターンであり、個人によっては痛みが長く続くことも、または逆にほとんど痛みを感じないこともあります。
痛みの変化には、治療の進行だけでなく、患者さん自身の生活習慣やストレス、口腔内のケアなども影響します。例えば、ストレスが多いと痛みを強く感じることがありますし、口腔内のケアを怠ると歯茎の炎症などが起こり、これが痛みを増強させる可能性があります。
痛みに対する対処は、冷却パックの使用や、医師から指示された場合の適切な痛み止めの利用、またはストレスマネジメントなどが考えられます。痛みが予想以上に強かったり、長く続いたりする場合には、担当の医師にその状態を正確に伝え、適切なアドバイスを受けることが大切です。痛みのコントロールは、快適な矯正治療を進める上で欠かせない要素であり、専門家とのコミュニケーションが重要となります。
■痛みの対処法
正しいマウスピースの装着方法
インビザライン矯正における痛みの対処法として、正しいマウスピースの装着方法が重要な要素となります。マウスピースの装着が適切でないと、予定された動きが正確に歯に伝わらず、無用なストレスや痛みを引き起こす可能性があります。ここでは、正しいマウスピースの装着方法と、それによる痛みの対処について詳しく説明します。
まず、マウスピースは清潔な状態であることが前提です。使用前には必ずマウスピースを洗浄し、歯もブラッシングしておきましょう。これにより、マウスピースが正しい位置にしっかりとフィットし、予定された動きをスムーズに伝えることができます。
次に、マウスピースを装着する際は、まず上の歯から始めます。マウスピースを上の歯に合わせ、前歯部分からしっかりと押し付けていきます。その後、両サイドを押し付け、最後に奥歯部分を押し込むことで、マウスピースが正しい位置にフィットします。下の歯も同様の手順で装着します。
正しい装着が確認できたら、しっかりと噛みしめ、マウスピースがしっかりとフィットしているかを確認します。もし、違和感やズレを感じたら、再度装着をやり直しましょう。
痛みが強い場合や、装着に違和感を感じる場合は、担当医に相談することをお勧めします。痛みの原因は、装着方法だけでなく、歯の動きやマウスピース自体にも関連している可能性があります。担当医は、痛みの原因を正確に診断し、適切なアドバイスや対処法を提供してくれます。
また、新しいマウスピースを装着した初期の痛みに対しては、冷却パックを頬に当てる、ソフトな食事を選ぶ、指定された場合には痛み止めを利用するなど、日常生活の中で工夫をすることも大切です。
正しい装着方法と、適切なケアによって、インビザライン矯正をより快適に、そして効果的に進めることができます。痛みや不快感には、適切な対処と、専門家とのコミュニケーションが不可欠です。
痛みを和らげるおすすめの処置
インビザライン矯正の過程で感じる痛みや不快感は、多くの患者さんが共有する経験です。ここでは、その痛みを和らげるためのおすすめの処置について説明します。
まず、痛みを感じた初期段階での対処が大切です。新しいマウスピースを装着した際に感じる痛みは、歯が新しい位置に動くことによるものです。この時期の痛みは、通常数日間でピークを迎え、その後徐々に減少します。この初期の痛みを和らげるためには、冷却パックを頬や顎に当てることが有効です。冷たさが直接的な痛みを和らげ、腫れや炎症を抑える効果もあります。
次に、食事内容の工夫も痛みの軽減に寄与します。特に初期の段階では、硬い食べ物を避け、やわらかい食事やスムージー、スープなどを選ぶことで、歯へのプレッシャーを軽減できます。また、食事を小さく切って食べることで、噛む力を最小限に抑える工夫もおすすめです。
さらに、適度なオーラルケアも痛みの管理に役立ちます。歯磨きやマウスピースの洗浄を適切に行うことで、口腔内を清潔に保ち、炎症や感染のリスクを低減させます。これにより、歯茎の不快感や痛みを抑えることができます。
また、医師から痛み止めの使用が指示された場合、指定された用法・用量を守って利用することも重要です。適切な痛み止めの使用は、痛みをコントロールし、日常生活を快適に過ごす手助けとなります。
最後に、リラクゼーションも痛みとの向き合い方に影響を与えます。ストレスが痛みを増強させることがあるため、リラックスできる時間を作ることも大切です。深呼吸、軽いストレッチ、好きな音楽を聴くなど、心地よい時間を過ごすことで、心の痛みの感じ方を和らげることができます。
これらの処置は、インビザライン矯正における痛みを和らげ、治療をスムーズに進める手助けとなります。もちろん、痛みが強い場合や長く続く場合は、担当医に相談し、適切なアドバイスを受けてください。
■豆知識: インビザラインと従来のワイヤー矯正の違い
どんなケースでインビザラインがおすすめか
インビザラインと従来のワイヤー矯正は、どちらも歯並びを整えるための方法ですが、そのアプローチや特徴には顕著な違いがあります。ここでは、それぞれの特徴を基に、どんなケースでインビザラインがおすすめかについて解説します。
インビザラインは、透明なリムーバブル(取り外し可能な)マウスピースを使用して歯を動かしていく方法です。一方、従来のワイヤー矯正は、歯にブラケットを固定し、ワイヤーを通して歯を動かしていくアプローチをとります。それぞれの矯正方法が持つ特徴と利点を理解することで、どのようなケースでインビザラインが適しているかを考察することができます。
まず、インビザラインの大きな特徴として「目立ちにくい」点が挙げられます。透明なマウスピースは、遠目にはほとんど見えず、話している最中や笑っている時も目立ちにくいです。したがって、矯正治療を他の人になるべく気づかれたくない大人の方、特にビジネスシーンでの利用を考えている方におすすめです。
次に、「取り外しが可能」であることもインビザラインの利点です。食事や歯磨きの際、マウスピースを外すことができるため、食べ物が残りにくく、オーラルケアも従来通り行えます。これは、特に口腔ケアに配慮したい方や、食事の際に制約を受けたくない方に向いています。
また、インビザラインは、物理的な痛みが比較的少ないとされています。ワイヤー矯正では、ワイヤーやブラケットが頬や唇に当たり、初期には擦れて痛みを感じることがありますが、インビザラインは滑らかなプラスチック製マウスピースのため、このような痛みが少ないです。痛みに敏感な方や、子供への矯正を考えている親御さんにも選択肢として考えられます。
ただし、インビザラインも万能ではありません。重度の噛み合わせの問題や、大きな歯のズレなど、複雑なケースでは、従来のワイヤー矯正の方が適している場合もあります。最終的な選択は、専門の歯科医としっかりと相談し、各方法のメリット・デメリットを理解した上で行うことが大切です。
ワイヤー矯正との主な違い
まず、目立たない矯正が可能な点がインビザラインの大きな特徴です。透明なマウスピースは、遠目にはほとんど見えず、自然な印象を保ちながら矯正を行うことができます。これに対して、ワイヤー矯正はブラケットやワイヤーが目立つため、見た目の変化がはっきりと現れます。
次に、取り外しが可能な点もインビザラインの特徴です。マウスピースは食事や歯磨きの際に取り外すことができるため、食事の選択に制約がなく、また、通常の歯磨きが可能です。一方、ワイヤー矯正は固定式であるため、食事やオーラルケアにおいて工夫が必要になります。
また、痛みや違和感の面でも違いがあります。インビザラインは滑らかなプラスチック製マウスピースを使用するため、内側の頬や唇を傷つけることが少ないです。対照的に、ワイヤー矯正は初期において、ブラケットやワイヤーが頬や唇に当たり、一時的な痛みや違和感を感じることがあります。
さらに、治療期間にも違いが見られることがあります。インビザラインは、治療計画に忠実に従い、マウスピースを定期的に交換することで、予定された期間内に治療を終えることが多いです。一方で、ワイヤー矯正は個々の歯の動きや調整の精度によって、治療期間が変動することがあります。
これらの違いを踏まえ、どちらの矯正方法を選ぶかは、患者さんのライフスタイル、矯正を行う目的、期待する結果などによって異なります。どちらの方法も一長一短がありますので、専門の歯科医と相談しながら、自分に最適な方法を選んでいくことが大切です。
■まとめ
インビザラインを用いた矯正治療は、その透明性と取り外し可能な利便性から多くの方に選ばれています。しかし、新しいマウスピースを装着した際の痛みや違和感は、治療を受ける多くの方が共有する経験です。
まず、新しいマウスピースを装着した初期段階で感じる痛みや圧迫感には、冷却パックを利用する方法があります。頬や顎に冷却パックを当てることで、痛みを和らげるとともに、腫れや炎症を抑える効果も期待できます。また、食事に工夫を凝らすことも大切です。特に初期の段階では、硬い食べ物を避け、やわらかい食事を選ぶことで、歯にかかるプレッシャーを軽減できます。
次に、適切なオーラルケアも痛みの軽減に寄与します。マウスピースを外して食事をとる際、食後の歯磨きやマウスピースの洗浄を怠らないことで、口腔内を清潔に保ち、炎症や感染のリスクを低減させることができます。
また、痛みに対するメンタルなアプローチも見逃せません。リラクゼーションを意識し、深呼吸や軽いストレッチ、好きな音楽を聴くなどして、心を落ち着かせる時間を持つことも、痛みと上手く付き合うコツです。
さらに、痛みが強い場合や持続する場合は、担当の歯科医とコミュニケーションをとることが大切です。痛みの原因や程度を正確に把握し、適切なアドバイスや対処法を受けることで、治療をより快適に進めることができます。
最後に、インビザライン治療を成功させるためには、指定された装着時間を守り、定期的なクリニックの訪問を怠らないことも重要です。これらのポイントを押さえながら、治療を進めることで、痛みを最小限に抑え、スムーズな矯正治療を体験することができるでしょう。
インビザライン矯正ならさいわいデンタルクリニック
さいわいデンタルクリニックは、北広島市大曲幸町に位置するアットホームな歯科医院で、インビザラインを使った矯正治療に500症例以上の実績があります。デジタル技術を駆使し、3Dスキャナーで精度の高い治療をご提供しています。
当院では一般歯科(むし歯の治療、歯周病の治療、義歯や入れ歯治療)・小児歯科(子どもの虫歯治療、乳歯のトラブル、虫歯予防)・矯正歯科(床矯正治療、インビザライン、マイオブレース)・口腔外科(歯の移植・再植、顎関節症)・審美治療(ホワイトエッセンス)・予防歯科(歯石除去、ブラッシング指導、フッ素塗布)の診療を行っております。気になる症状やお悩みがありましたら、まずはお気軽にご相談ください。
院名:さいわいデンタルクリニック
住所:北海道北広島市大曲幸町4丁目4-2
電話:011-375-6195
■さいわいデンタルクリニックについて
さいわいデンタルクリニックは、北広島市大曲幸町に位置するアットホームな歯科医院で、患者様のさまざまな歯科のお悩みに対応しています。当院は、インビザラインを用いた歯の矯正治療において北海道屈指の症例実績を誇り、500症例以上の経験を持っています。他院では受けて頂けない難しいとされる症例にも対応可能で、短期間での治療や幅広い価格帯でのご提案が可能です。特に、近年のデジタル化の波に乗り、口腔内3Dスキャナー「アイテロ」を導入しており、マウスピース矯正や前歯用矯正の精度が向上しています。さらに、当院の特性を活かしたホワイトニングもご提供しております。また、クリニックは持続可能な開発目標(SDGs)にも取り組み、患者様の健康寿命の促進や環境に配慮した治療を目指しています。働きやすい環境の実現にも力を入れ、ホワイト企業認定ゴールドの認定を受けています。患者様が安心して通院できるよう、日々の治療に真摯に取り組んでいます。
■他院との違い
マウスピース矯正は、従来の方法とは違い、交換式のマウスピースを使用して歯を整える治療法です。この手法は導入が容易であるため、多くの歯科医院で手頃な価格で提供されるようになっています。ただし、マウスピースがシンプルで手軽だからと、位置やアクセスの良さだけで歯科医院を選ぶと、歯の動きに関する知識や特定の技術の経験が不足している医院での治療は、時として矯正の失敗につながることがあるという事例が増加しています。マウスピース矯正は一見シンプルに見えますが、その成果は歯科医師の経験や実績に大きく左右されます。特定の技術の実績、治療の管理方法、矯正歯科の全体的な知識や技術を持つ医院での治療が、成功への鍵となる要素です。
当院では、インビザライン矯正の実績も豊富なため、他院では受けて頂けない難しいとされる症例にも対応可能で、短期間での治療や幅広い価格帯でのご提案が可能です。
■よくある質問
Q.インビザラインの治療費はどれくらいかかかりますか?
A.基本的に保険が適用されない「自費診療」になります。費用は歯科医院によって幅があり、また、歯の状態や治療期間等によっても違いますので、直接、歯科医院にご相談ください。
Q.相談するだけでも費用はかかりますか?
A.無料相談や、無料事前カウンセリングを行っている医院もあります。カウンセリングの他に検査などを行う場合、別途検査などに費用がかかる場合もありますので、事前に歯科医院にお問合せすることを、おすすめします。
Q.治療期間はどれくらいですか?
A.インビザラインにおける治療期間は歯科医師の治療方針や治療計画等によって異なります。また、患者様の口腔内の状態によっても異なるため、まずは歯科医院にご相談ください。
Q.インビザラインで治療できる歯並びに制限はありますか?
A.ワイヤーを使った通常の矯正治療の場合と同様の適用範囲と考えられています。ただし、担当医の治療方針、使用する装置の種類等によって対応できる範囲が異なります。詳しくは歯科医院へご相談ください。