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2020/11/18ブログ
本日のテーマ【口腔健康管理】
お口の健康と全身の健康の関係
新たな日常を支える「口腔管理管理」withコロナ
政府発表「骨太の方針2020」に歯科の重要性が明記されています。
新型コロナウィルス感染症対策が重視される中、
細菌性やウイルス性の疾患予防の観点も含め
「お口の健康と全身の健康の関連性」の検証や
国民に対するエビデンスの情報提供などが、
「経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針2020)」に謳われています。
これによって、「歯とお口の健康」が大いに重要であると、政府が認識を示していると言えます。
歯やお口に悩みがあれば、歯科医師にご相談を!
受診や定期検診を控え、痛みや腫れなどを放置すると、
お口の病気が重症化するだけでなく全身の健康にも悪影響を与えます。
自覚しにくい歯周病は、その菌が血液を介して全身に回ることで、
糖尿病の悪化や脳梗塞、心筋梗塞、がん、早産、低体重児出産などの
誘因になるといわれています。
また、お口の衛生状態の低下は誤嚥性肺炎を引き起こす恐れもあります。
歯科医院では、以前から飛沫やエアロゾルの飛散を想定した感染予防のための
標準予防策(スタンダードプリコーション)が、徹底されています。
歯科の治療に不要はありません。
不安であれば歯科医師に相談し、自己判断で受診を控えることは避けましょう。
インフルエンザ予防に「歯磨き」が効果的です。
例年12月~3月頃に流行するインフルエンザですが、効果的な予防方法があります。
それは「歯磨き」です。
口の中にある細菌、特に「歯周病菌」は、
インフルエンザウイルスの感染力を高めることがわかっています。
日本歯科医師会は、インフルエンザの感染メカニズム、
その予防に「歯磨き」が有効であるという動画をホームページなどで公開しています。
歯周病もなく口腔内の衛生状態が良好な方は、インフルエンザなどの感染症のリスク軽減も期待できます。
これからの新しい生活様式に「口腔健康管理」を取り入れてはいかがでしょうか?